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香露きしめんのこだわり

”ころ”とは名古屋地方独特の名称で、冷たいかけ汁で食べる冷やしうどんや冷やしきしめんのことを指す呼び方です。何故この料理を「香露(ころ)」と言うのか・・・
香露きしめん”ころ”とは名古屋地方独特の名称で、冷たいかけ汁で食べる冷やしうどんや冷やしきしめんのことを指す呼び方です。何故この料理を「香露(ころ)」と言うのかといいますと、冷たいかけ汁では、温かいかけ汁で食べる場合と比較すると、”湯気”が立たない分、どうしても人間は香りを感じることが難しくなり、温かいうどんやきしめんを食べる時以上においしく食べるためには、香りの強いつゆを作る必要性があったのです。そこで、この地方では昔からこのような香りが強く風味高いつゆで冷たいうどんやきしめんを食べてきたという独特の文化があり、そのようなことから「香る露(つゆ)」と書いて「香露(ころ)」と呼ばれるようになったのです。

七五八庵では、「本物の味をご家庭で召し上がっていただく」ということを信条にして、様々な商品開発を行っています。(そのために、百貨店やスーパーなどでの販売は一切行わずに通信販売のみの販売方法にこだわっています) その七五八庵の代表的な商品であります味噌煮込うどんも、ルーツである島本万吉さんのレシピを再現した商品に仕上げてありますが、実は味噌煮込うどんと同時期に、この香露きしめんの発売も検討していました。しかしながら、本物の味にこだわるあまり、この商品の開発には時間を費やし、本物の味にたどりつくまでに実に6年間もの年月を経てようやく平成15年6月の発売にこぎつけることができました。

七五八庵がこだわったのは、麺とつゆ。麺は、ただうどんを平たく伸ばしたものがきしめんだと思われているかもしれませんが、口の中にすすりこんだ時のビラビラという食感を持ちながら腰を出すというのは非常に難しいのです。また、つゆにしても、強い香りを出そうとすると生臭さが出てしまうし、仮に生臭さが出ないように作れても一緒に合わせる醤油の選択によっては、せっかく出したダシの香りを殺してしまう。香りや風味を心地よく醸し出すダシの選択、また、それらを損なわずに生かしていく醤油の選択、これらの研究に日夜励んで完成させた商品が、この「七五八庵 香露(ころ)きしめん」なのです。

イメージこの商品のつゆに用いられている材料は、むろあじ、白醤油と薄口醤油のブレンド品、本みりん。これらを中心に構成されています。むろあじは名古屋を中心に中部地方でよく使われるもので、さば節などに比べてまろやかでさっぱり、魚臭さも少ないダシがとれます。白醤油もまたこの地方の特産品(江戸時代の末期に今の愛知県で作られました)で、普通の醤油に比べて淡白ですが薄口醤油とブレンドすることで、一緒に合わせる素材の風味や旨みを生かすことに優れ、このブレンド醤油を使うことでダシの香りや風味を損なわないつゆを生み出すことができました。

本みりんとは、読んで字の通りで、みりん風調味料とは違う本物の味です。醤油を合わせて寝かすことでマイルドさと奥行きが増し、つゆの味の洗練度を高めてくれます。
さらに、麺です。厳選された二種類の小麦粉をブレンドし、水を加えて秘伝の技術でこねて伸ばします。三分半ほどで茹で上がる薄く、驚くほどつややかできめ細かい麺なのに、しっかりとした腰があり、小麦粉の味が豊かに感じられる麺としました。
ただ、それだけにデリケートな商品で、全てチルド便での発送となっています。

この商品のセット内容は、「麺」と「つゆ」のみです。お好みで大根やしょうがのすりおろし、かまぼこや煮付けた油揚げなどを入れるとより一層おいしく召し上がれます。暑い時期の食卓にうってつけの商品です。


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